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漕店でも使用している帆掛けサバニですが このサバニはあるお方が大金をはたいて製作してもらいました。 艇名 ゆきち(艇長6,5m×艇幅1m)の製作状況を見てみましょう。 艇名の由来は1万円札の福沢諭吉、 沖縄県糸満市で造船され宮城県まで運ぶまでかなりの大金がかかったもので ウケを狙ってか? 「ゆきち」と・・・。 では「ゆきち」が完成するまでを。 |
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2016年4月28日着工 元は1本の宮崎県日南市の飫肥杉を縦割り木挽きして2年も乾燥させて4月28日に着工に至る。 |
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4月30日サバニの舷側の形成 |
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5月9日 舷側 右舷・左舷が均等になっているか調整 |
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5月12日 船尾の反りを取り付ける準備 |
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5月18日 板と板との境目の隙間がないように鋸で摺り合わせ作業 |
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5月21日 舷側の内側を削り出しサシカザン(シートを支える箇所)が製作。 |
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6月3日 フンドゥー(板と板を繋げ合わせる細かなパーツ)も同時並行で製作。 |
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6月8日 お湯をかけて船体の曲げにはいる。 湯をかけては曲げるのくりかえし、これを2,3日も・・・ |
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6月14日 圧さ15cmの板を削り出し船底を製作 |
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6月23日〜7月1日 船底がようやく取り付けられる。 |
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7月3日 フンドゥーの取り付け |
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トゥムジラワーグマ(艫淵)にサバアンダ(鮫の肝油)を塗り腐敗防止にする |
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7月4日〜13日 サシカ(シート)にワーグマ(舷側上淵)を取り付け作業が終わればほぼ完成です。 |
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本来ならサバアンダ(鮫の肝油)を塗るが入手するのが難しく、また黒カビが発生し衣類に付着 するのでイギリス製の家具用高級オイルのワトコオイルを塗り、 雑巾で摺り込み、乾いては塗り摺り込み、乾いては塗り摺り込みの作業が3日も・・・。 |
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神事の儀式 サバニは完成と言う言葉は使わず「産まれる」と言います。 何故かというと、大木を切り倒し木は死んだかもしれません。 でも職人さんの力で形は変わるがサバニと言う船へと命が注ぎこまれ産まれ変わります。 |
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産まれたばかりのサバニを漕店ハイエースにカートップし港へ このサバニは那覇港より東京晴海ふ頭着、その後 宮城県東松島市宮戸島で乗船帆漕できるようしています。 |
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お問い合わせは 〒900-0027 沖縄県那覇市山下町4-24 tel&fax 090-4584-8086 E-mail souten@h7.dion.ne.jp |